「家で勉強したいけど、兄弟がいてうるさい。」
「近所から聞こえてくる音がジャマになり、勉強に集中できない。」
この記事はそんな皆さんのために書いています。
皆さん、こんにちは。くまです。
今回は
「うるさくて、家では勉強できない」
ときの解決法を書いていきます。
私の学生時代の経験
この記事を読んでくださっている方は音で悩んでいるのでしょう。
私も音で苦労した経験があります。
まずは我が家の犬の鳴き声。
我が家のビーグルは、遠慮なくワンワン鳴いてました。(笑)飼い主と言える母親が犬に甘く、父は無関心。近所からも苦情が来なかったんですよね。
幸せな飼い犬だったのかもしれませんが、私の中高生時代は犬との闘い。
勉強してようが、考え事をしてようが、こちらの事情に関係なくワンワンワンワン。(笑)
(私が初めて一人暮らしをするときは、犬の鳴き声が聞こえないアパートを選びました…。)
そして、家族の声。生活音。
私の両親はお酒を飲むこともあり、夜は声が大きくなることも。大声で夫婦喧嘩とか止めてほしいですよ、まったく。(笑)
さらには、兄弟は勝手に部屋に遊びに来て居座る。可愛い兄弟ではあるのですが、受験期にも部屋に居座られるのはちょっとね。漫画をペラペラ見ながら話しかけられ、「どうせ勉強しないでしょ」とか、言われる始末。(勉強してるの見てるでしょうよ…。)
私には「集中して勉強したいんだ」という気持ちがありました。
しかし、「静かにして!」と家族にお願いしても効果なし。家族それぞれの性格にもよるのでしょう。
そして、「仕事や学校で疲れて家に帰ってきているのだから、私の気持ちだけで、家族の言動に制限をかけるのもなぁ」という気持ちも芽生えてきて…。
結果的に、図書館や学校の自習スペースで勉強することが増えました。
音が気になるときの対策 3選
音を出している人に相談する
まずはこれではないでしょうか。
コツは「真剣に」「困っている様子で」伝えることです!
「こっちは勉強してるんだから、うるさくしないでよ。」だけだと、喧嘩腰に聞こえなくもないです。勉強してる方が圧倒的に偉いわけでもないですし、親しくない近所の人には言えませんしね。
例えば、次のように伝えてみてはいかがでしょうか。
「大事な試験が来週に迫っている。この試験で結果を出すために、自分は全力で頑張っている。試験が終わるまでは、午後8時以降に大きな音を出さないように配慮してもらえないか。」
真剣な表情で伝えると、ただ「静かにしてよ」では効果がない相手にも伝わるのではないでしょうか。
(ただし、このような相談で効果がないことも多々あります)
移動する
最後は音が気になるのであれば、その音が出ない場所に移動することです。
場所の候補は、下記の通りです。
- 図書館…学習可能スぺースがあれば使える。平日は特に閉館時間に注意。
- 学校(図書室や教室など)…勉強に困ったら先生に聞きに行ける。
- 塾・予備校の自習室…意識が高い人が多い印象。これ目的で塾に行く人も?
- カフェ、ファーストフード店…お店のルールを守り、迷惑にならないように。
- 有料自習室…費用はかかるが、その分、環境はいい。地方にはないことも。
- 公園…ネタのようだが、意外と集中できる(経験談)。
※公園はたまに行く分には全然ありでした。さすがに毎日はきつそうだと思いましたが。
(季節は暑い寒いのない春秋、時間は太陽が出ている時間という制限あり)
音とは直接関係ありませんが、自宅以外で勉強をするメリットとして、緊張感があります。
自分の部屋だと集中できない人は、場所を変えて勉強してみるのもいいと思います。
耳栓をする
最後は、物理的に音をシャットダウンする方法です。
耳栓、もしくはヘッドホン、イヤホンをしましょう!
耳栓は安いものでは百均でも売っています。より効果を得たいなら、百均以外のイヤホンがおすすめです。
例えば下のようなな耳栓があります。
※耳栓購入時はサイズをご確認ください。
HAPPY EARS 耳栓 Mサイズ 6030002 クリア│乗り物用快適グッズ 耳栓 価格:1,320円 |
下のようなヘッドホン型のイヤーマフもオススメです。
3M PELTOR X4A スリーエム ペルター 防音 イヤーマフ ヘッドホン グリーン 騒音 ライブ 耳栓 自習 勉強 射撃 集中 睡眠 安眠 聴覚過敏 自閉症 価格:5,480円 |
「耳栓を買いに行くのは面倒」「予算不足」という人は、すでに持っているヘッドホンやイヤホンを使いましょう。音楽を流さないで、そのまま耳に付けるだけでも遮音効果はあります。
図書館や自習室、カフェなどで「周りの目が耳栓がしにくい」というときも、イヤホンならそれっぽく見えますよね。
どうしても音から避けられない場合
ここまで3種類の対策を紹介してきました。
しかし、残念ながら、全て難しい場合もあると思います。
「だって、兄弟もご近所さんも理解を示してくれないし、最寄りの図書館までのバスは2時間に1本だし、耳栓を買うこともできないんですよ。もう私には勉強することはできません。」
そういうときは初心に戻って考えてみましょう。
そもそも、音があると勉強できないのか。
音量や音の質にもよりますが、全く勉強ができない状況なのかを考えてみてください。
人間って一度集中したら、周りが見えなくなることがあるんですよね。
だから、「勉強どころかそこに1分もいられないほどの騒音」でなかったから、音が鳴っている近くでも勉強できてしまう可能性はあります。
そんなときは、どうすれば集中できるかを考えた方がいいかもしれません。
例えば、好きな教科から始める、単語練習などの単純作業から始めるなどを試してみてくださいね。
最後に
ここまで音が気になるときの対策について書いてきました。
ちょっと厳しいかもしれませんが、最後に一つ言いたいことがあります。
それは、
現在音が気になるからと言って、勉強をしていないのであれば、まずは行動してほしいと思っています。
私はよく中学生、高校生の生徒たちに聞きます。
「勉強はする方がいいか。しない方がいいか。」
真剣な表情で聞くと、9割以上は勉強はする方がいいと答えます。
(次に多いのはわからないという意見があります。勉強は必要ないと断言する生徒はほぼいません。)
勉強する理由がわからなくても、心の奥底では「勉強しなきゃ」と思っている人が圧倒的に多いはずです。
今、困っている方は、まずは上記の3つの方法から試してみてほしいと思っています。
自分の人生に責任を持てるのは、自分だけですからね。
以上、本日もお読みいただき、ありがとうございました。