「子供に勉強しろと言っても、反発されるだけ。」
「子供が家庭学習をしない。将来が心配。」
「子供に話しかけると、意味もなくイライラされている気がする。」
この記事はそんな心配がある小学生の親御さん向けに書いています。
皆さんこんにちは、くまです。
先週今週で、受け持ちの生徒の中学生の定期テストシーズンが終わりました。
その中で、
「中学生を見てると、小学校の勉強は大事だと感じるな」
↓↓↓
「そういえば自分はこんな小学生だったな」
と思い出して懐かしく感じました。
そこで今回は
「私は小学生の頃に感じたこと」
について書いていきます。
※今回は私の過去の話になります。ちょっとひねくれた子供だったのかもしれませんが、「こんな小学生もいるんだな」くらいに思ってくださいね。(笑)
私の小学生時代
正直に言うと、小学生当時の私は父も母も大好きとまでは言えなかったです。
小学生の私から見た父は↓のような人でした。(あくまで小学生目線です)
・お酒を飲んで酔っ払うことが多いイメージ
・何をしても褒めてくれない
・自分の趣味(釣り、キャッチボールなど)に付き合わせてくる
・昭和のお父さんというイメージ
小学生の私から見た母は↓のような人でした。
・時間を見つけてテレビゲームをするゲーマー
・顔を合わせるたびに勉強しろと言う
・テストは高得点でも褒めない
⇒「お前が100点を取れるテストは、誰でも100点取れるテスト。その程度で満足するのは甘すぎる。」と言われ続けたのはいい思い出(笑)
今思うと、両親なりの考えがあって上記のように接してくれたところもあり、感謝しています。
が、親心も世間も知らない小学生からすると、自分勝手な大人に見えてしまったこともありました。
小学生の私が親に言いたかったこと
大人は勉強しないの?
これは小3くらいから何度も思っていました。
そして、実際に聞いたことがあります。
「なんでお父さん(お母さん)は勉強しないの?」
返答は下記の通り。
「大人はいいの。小学生は勉強するものなの。」
「お前がリビングで勉強すると、こっちも気を遣わなくちゃいけなくなる。部屋で勉強してきなさい。」
当時の私は「テレビを見たい」「漫画を読みたい」「テレビゲームをしたい」をいう思いでいっぱいの小学生でした。そのため、家にいるときは自由に過ごしている両親をうらやましく思っていました。
もちろん、両親は自分のために仕事を一生懸命にやっている。それは知っているつもりでした。
しかし、私だって小学校に行くと、自分なりに頑張って勉強をしていました。
「大人だけずるいな」
私は納得できませんでした。
そして、そのような状況にイライラしてしまうこともありました。
では、どうしてほしかったのか。
あくまで個人の意見です。
親も何か勉強してほしかったです。
できれば自分の見えるところで。
勉強を教えてほしかったわけではないんです。しかし、不公平感があり、モヤモヤしていました。
今思えば、小学生らしいかわいい考え方です。(笑)
しかし、今になって思うところもあります。
・あのとき、親が一生懸命に勉強するところを見ていたら。
・勉強ではなくても、必死に仕事をしている姿を実際に見ていたら。
・一生懸命な大人が身近にいたら。
小学生の私は何かが変わったかもしれません。
「あ、大人も一生懸命頑張るものなんだ。」
この気づきは直接勉強には役にたたないものです。
しかし、いい影響を与える気づきになるのではないでしょうか。
単にテレビを見てだらだらしながら、「お前は部屋で勉強してきなさい。」と言うだけの大人よりは、一生懸命に生きてると実感できるパワフルな大人のいうことを素直に聞き入れたかもしれません。
※なんだかんだ言って、私は親の言うことは基本聞いていましたが・・・。
まとめ
さて、今回はいつもよりカジュアルに、私の小学生時代を振り返ってみました。
多少大げさに書いた部分もありますが、
子供に一生懸命勉強してほしいなら、まず親がその姿を見せる。
親子関係に悩んでいる方は、ぜひ試してみてください!